1992-03-11 第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
○鶴岡政府委員 本年の我が国北洋サケ・マス漁業の操業条件につきまして協議する日ロ漁業合同委員会第八回会議は、第八回というのか第一回というのかわかりませんけれども、三月二日から東京において行われております。 今回の委員会は、去る二月、御指摘のようにサケ・マスの四カ国条約が署名されまして、公海でのサケ・マスの沖取りが禁止されるという新しい状況のもとで行われておるわけでございます。
○鶴岡政府委員 本年の我が国北洋サケ・マス漁業の操業条件につきまして協議する日ロ漁業合同委員会第八回会議は、第八回というのか第一回というのかわかりませんけれども、三月二日から東京において行われております。 今回の委員会は、去る二月、御指摘のようにサケ・マスの四カ国条約が署名されまして、公海でのサケ・マスの沖取りが禁止されるという新しい状況のもとで行われておるわけでございます。
我が国北洋サケ・マス漁業につきましては、今後日米加及び日ソ間で協議が予定されており、これらの場におきまして引き続き粘り強く交渉を行い、安定的な操業の確保に努めてまいりたいと考えております。
日米間のサケ・マス問題につきましては、いまだ日米双方の主張に隔たりがありますが、伝統的な我が国北洋サケ・マス漁業の実態につきまして米国の理解を求めつつ、妥結のため鋭意努力をしておるところであります。また、対日漁獲割り当てにつきましては、サケ・マス問題とは別個の問題として、年初の一万トンの割り当てに引き続く今後の割り当て実施を米国に対して強く要請を申し上げてまいる所存であります。
申すまでもなく、我が国北洋サケ・マス漁業は、いわゆる日米加漁業条約、日ソ漁業協力協定に基づき操業しており、底びき網漁業とともに我が国北洋漁業の重要部門であります。
母川国としてのソ連の立場と海上漁獲国としての我が国の立場との間にはまだ隔たりはあるようでございますが、私といたしましては、我が国北洋サケ・マス漁業の安定継続が図られるよう、最善の努力を尽くしたというぐあいに考えております。ソビエト側の感触にいたしましても、ソビエトといたしましてもこの日ソ漁業協力協定を何とか妥結したいという気持ちがよくわかりました。